ドライバー長時間労働改善対策サイト開設(厚労省)

厚生労働省は、「トラック運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」を、9月6日に開設した。同サイトは、貨物を運送するトラック運転者の長時間労働の現状や、その改善に向けた取組、施策などを、広く国民、荷主企業、トラック運送事業者に向けて知らせるために開設したもの。
トラック運転者は、他業種の労働者と比べて長時間労働の実態にある。その背景には、荷主や配送先の都合により、長時間の荷待ち時間(貨物の積み込みや荷下ろしの順番を待つ時間)や、手荷役(手作業での貨物の積み込みや荷下ろし)が発生するなど、貨物運送における取引慣行などからトラック運送事業者の努力だけでは改善が困難な問題が存在している。
このため、トラック運転者の長時間労働を改善していくためには、荷主企業とトラック運送事業者の双方が歩み寄り、そして協力しあって、取引環境の適正化に取り組むことが必要不可欠である。
同サイトでは、国土交通省が開設している「『ホワイト物流』推進運動ポータルサイト」と連携しつつ、荷主企業とトラック運送事業者の双方に役立つ情報を提供していく。
「トラック運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」

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