国土交通省は7月17日、自動車整備技術の高度化を図り、次世代自動車の省エネ性能維持を推進するため、自動車整備事業者等に対して、スキャンツールの導入を支援すると発表した。
申請は7月27日から10月30日まで受け付ける。
これは貨物輸送事業者と荷主の連携等による運輸部門省エネルギー化推進事業補助金の一環。
補助対象事業者は、「道路運送車両法第78条に定める認証を受けた自動車特定整備事業者」「道路運送車両法第94条に定める認定を受けた優良自動車整備事業者」「自動車整備士を有する自動車関連施設で自動車の点検等を含む事業を行う者」。
補助対象事業者に対して、スキャンツール本体又はPC等からインターネットを通じて外部に情報を送信できる等一定の要件を満たすスキャンツールを新たに購入する場合の経費の一部を補助(補助率は1/3、1事業場あたりの補助上限額は15万円とし、交付決定前に購入した機器は補助の対象外となる)。
また、補助対象事業者は20台以上の車両にスキャンツールを使用して診断データ等を報告することになる。
対象となる機器、公募要領、申請様式等その他補助事業に関するお問い合わせについては、補助事業の申請等の事務を行うパシフィックコンサルタンツのホームページから。
■パシフィックコンサルタンツ
https://www.pacific-hojo.jp/