NEXCO中日本は9月25日、新東名高速道路「御殿場JCT~浜松いなさJCT間」(約145km)の6車線(片側3車線)化事業について、「御殿場JCT~長泉沼津IC間」の上下線(13km)と「島田金谷IC~浜松いなさJCT間」の上下線(45km)の工事が完了し、10月29日10時から片側3車線での利用が可能になると発表した。
今回の一部完成で、「御殿場JCT~浜松いなさJCT間」の約7割で片側3車線化が完了した。残りの区間は、2020年度内の完成を予定している。
新東名の6車線(片側3車線)化が完成することで、東名リニューアル工事実施時の安定的な交通確保や事故率の低減による安全性の向上のほか、ダブル連結トラックやトラック隊列走行の安全確保や物流効率化、交通混雑期を中心に発生していた渋滞の解消、高波による東名の通行止め時の安定的な交通確保が期待される。