デカルト・データマインは9月21日、8月分の日本発米国向け(東航)と、7月分の米国発日本向け(西航)の海上コンテナ輸送量(TEU)実績データを発表した。
それによると、アジア域内へのトランシップ分を含む日本受け荷受地ベースは5万2247TEU(前年比32.8%増)で、6か月連続で前年同月を上回った。
第3国へのトランシップ(TS)貨物は1万6005TEU(75.3%増)と、7月に続き高い伸び率を維持。貨物全体に占める第3国トランシップ率は30.6%で、4か月連続の30%超えとなった。
韓国TS貨物の港別内訳は、1位が東京港で1741TEU(552.1%増)、2位が博多港で1653TEU(78.1%増)、3位が名古屋港で1539TEU(271.7%増)、4位が横浜港で1372TEU(7.3%増)、5位が神戸港で1220TEU(85.4%増)、6位が大阪港で1209TEU(93.8%増)となっている。
また、製品の輸送量では、自動車関連が1万451TEU(39.3%増)、機械類が1万1121TEU(34.2%増)と、ともに7月に続く1万TEU超えとなった。
米国発日本向け(最終仕向国ベース)の7月分は5万2542TEU(1.2%増)で、アジア域内では中国についで2位の貨物量となった。
品目別順位は、1位が牧草で9012TEU(21.8%減)、2位が肉類で5390TEU(8.6%減)だった。
また、日本向け母船直揚地ベースは4万576TEU(10.7%減) となっている。
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