高速道路での車限令に基づいた取り締まりが強化され、トレーラーを使用する運送会社の間で積載量が稼げず、大幅な運賃低下につながっているという会社が増えているという記事があった。
下記はその記事の引用である。
『ある運送会社では、トラック協会の会合での雑談で「26トン積載可能車両だが、高速を通行する場合には全て22トン程度しか積載しないようにしている。荷主企業も運賃をトンあたり500円程度値上げはしてもらえたが、今までの積載量や燃料の高騰、車両価格が1台あたり200万円程度値上げされているため、採算が取れず今後さらに厳しい状況になる」と話していた。現在でも車両自体の重量をドライバーに把握させるために大型スケールで計測し、高速道路を通行しても軸重違反につながらない対応を行っているものの、シートをはじめ荷締め道具など様々な備品の積載も必要であり、安易に備品を少なくすることも難しく積載量に苦悩しているという。』
積載率の低下は、運送業者にとって死活問題となり得る問題です。自分には関係ないと目を背けるのではなく、こうしたことに目を向けて業界全体を変えていく努力をしていきたいものです。
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